FX

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オプション関係

【OPオプションミニ講座】
近年為替相場を動かす要因の1つに通貨オプション取引がある。そこで通貨オプションをより理解するため、実用例を用いながらOPの構造と影響について、解説していく。

1?コール
■CALL(コール)=買う権利

例;ドル円の現在値が115.85円の時点において、1週間後にドル円が116.30円まで上昇すると予測した場合、単純に116.00円のドルを買う権利を購入した場合は「116.00円のドルコールを買う」と表現する。
 そして1週間後、ドル円が116.30円まで上昇すれば、このOPを行使して0.30円の利益を得ることができる。



2?プット

■PUT(プット)=売る権利

例;ドル円の現在値が114.50円の時点において、1週間後にドル円が113.70円まで下がると予想した場合、単純に114円のドルを売る権利を購入した場合は「114.00円のドルプットを買う」と表現する。ドルを売ることと同じ意味である。
 そして1週間後、ドル円が113.70円まで下がれば、このOPを行使して0.30円の利益を得られる。


3?プットのショート

■PUT(プット)のショート=「売る権利」を売ること

例;ドル円の現在値が115.85円の時点において、1週間後にドル円が116.20円まで上昇すると予測した場合、単純に115.85円のドルを売る権利を売却した場合は「115.85円のドルプットを売る」と表現する。「ドルプットを売る」行為はドルを買うことと同じ意味で、ポジションはドルロングになる。
 そして1週間後、ドル円が116.20円まで上昇すれば、OPのプレミアム分の利益を得られる。


4?コールのショート
■CALL(コール)のショート=「買う権利」を売ること

例;ドル円の現在値が114.80円の時点において、1週間後にドル円が114.30円まで下落すると予測した場合、114.50円でドルを買う権利を売却すれば「114.50円のドルコールを売る」と表現する。「ドルコールを売る」ことは、ドルを売ることと同じ意味である。
 そして1週間後、ドル円が114.30円まで下落すれば、OPのプレミアム分の利益を得られる。



5?ストライクプライス

■ストライクプライス(SP、ピン)=権利行使価格
 SP=114.25円のドルコールOPであるならば、114.25円でドル買い・円売りを行う権利を持ったOPとなる。

例;1週間物のOPで本日の東京15時時点が行使期日となっているSP=115.00円のドルプット・円コールOPを保有している場合。東京15時時点において、マーケットでドル円のスポットの売り値が114.05円の時、期日行使された場合には0.95円の利益を得ることができる。


6?カットオフタイム
■OPの権利行使できる期限の最終的な締め切り時間

 現在、ほとんどのオプション(OP)権利行使の時間は、東京時間午後15時(東京カット)とNY時間午前10時(NYカット)に集中している。ローカル市場ではシドニーカットもあるが、非常にまれである。

例;東京カットの114.20円のドルコールOPを買って持っている場合。東京15時の時点でドル円のスポット114.35円であるならば、ドルコールOPを行使して得たドルロングを114.35円で利食えば0.15円の利益がでる。




7?エクスパイア
■エクスパイア=権利行使期限

 オプション(OP)自体に設定されている権利行使期限のこと。東京カットおよびNYカットで期限が切れたその瞬間から、権利は消滅する。

 例;1月17日東京カットでエクスパイアを迎えるドルコールおよびドルプットOPを保有する場合、東京午後3時を過ぎた時点でそのOPの権利を失う。たとえ利益が出ているOPでも、権利を行使しない限り利益も消滅する。
 市況などで使われるOPのピンの防戦売りまたは防戦買いなどは、そのエクスパイアの直前まで続くことになる。




8?ATM(アットザマネー)
■アット・ザ・マネー(ATM)=ストライクがその時のスポット価格と一致している状態

 例えば、15時57分現在のドル円が117.26円の時、ATMでドルコール・円プットOPを買うといった場合、SP=117.26円のドルコール・円プットOPを購入したことになる。




9?OTM(アウトザマネー)
■アウト・ザ・マネー(OTM)=オプションが本原価値を有していない状態。

 例えば、現在の相場水準(例:117.50円)でドルコール・円プットOPを買った場合、117.50円より上でドルを買う権利を行使しても利益は得られない。
 逆に、現在の相場水準(例:117.50円)でドルプット・円コールOPを買って、117.50円未満でドルを売る権利を行使しても利益は得られない。

10?ITM(インダマネー)

■イン・ザ・マネー(ITM)=オプションが本原価値を有している状況。

 例えば、市場相場水準が117円の時にドルコールOPを買った場合、117円未満でOP権利を行使すれば利益を得られる。
 その一方、市場相場水準が117円の時にドルプットOPを買った場合、117円より上でOP権利を行使すれば利益が得られる。
11?プレミアム(OP料・OP価格)
■プレミアム=オプションの買い手が支払うオプション料

 プレミアム自体は本質的価値と時間的価値から構成される。本質的価値は、そのオプションを行使したときの価値で、権利行使されたときに発生する。すなわちコールOPであればスポット価格が行使価格を超えている場合、プットOPであればスポット価格が行使価格を下回る場合、それぞれの差が時間的価値に該当する。
 時間的価値は本質的価値を超える価値を意味し、権利行使期日までの期間中に予想される変動率や金利によって決定される。これらスポット価格が動くことによって生じる本質的価値の変化、満期までの期間が短くなることや変動率の変化によって生じる時間的価値の変化が、プレミアムの変化に繋がる。
 今後に説明されるデルタ、ガンマ、セータ、ベガはプレミアムを構成する各要素の変化率に焦点を充てたものとなる



OPミニ講座12?デルタ(delta)
■為替レートの変化に伴うプレミアムの変化率をデルタという。

 オプションをヘッジする上で大切なことは、為替レートがどのように動こうと、安定したヘッジ・コストを生み出すこと。その安定したヘッジ・コストを生み出すためには、デルタという概念が必要になる。
 例えばプットOPを持っていて、プレミアムの変化率を50%とした場合。為替レートが上下関係無く10銭変化することに従い、プットOPのプレミアムは、おおまかに言って5銭変化する。このとき、プットOPをヘッジするには、OPの原資産の50%相当にあたるドルを売っておけばよい。この変化率そのものをデルタという。
 この前提条件において、スポット価格が10銭下がった場合、プットOPのプレミアムは約5銭の上昇にとどまるため、差し引きで5銭相当の損をすることなる。ただ、ヘッジでドルを売ることで5銭のヘッジ益が出る。
 逆にスポットが10銭上がった場合、プットOPのプレミアムは5銭程度下落するため、その分だけOPの買い手は差し引きで得をすることになる。しかし、その一方で5銭のヘッジ損も出るため、先のようなオペレーション無しでも損益上では、おおよそ±ゼロということになる。

13?ガンマ(GAMMA)

■ガンマ=為替レートが変化するに従って、デルタ(為替レートの変化に伴うプレミアムの変化率)がどのように変化するかを表したもの。オプションのリスク指標。

 例えばガンマが10%で、スポット価格が変化した場合、そのプレミアムの原資10%分だけデルタが変化することを表している。
 ガンマの値が大きい時は、デルタ・ヘッジによってデルタがニュートラルにされても、為替レートの変動により「ヘッジ過剰」や「ヘッジ不足」という状態になりうる。常に提示されるデルタの変化を注視することで、ガンマの影響を把握することができる。
 通常、行使レート(ストライクプライス、ピン)の近辺でガンマ値は最大となり、行使レートから上下へかい離すればするほどガンマの値は小さくなる。最終的には、オプション価格の変化率(デルタ)が一
定になり、ヘッジの過不足が縮小する。


14?(THETA)
■セータ=為替レート、ボラティリティ等が一定という条件で、オプションの残存期間の減少(タイム・ディケイ)に応じて、オプション価格がどのように変化するかという概念を表したもの。通常は1日のタイム・ディケイに対する分の価格減少がプライシングモデルから計算される。

 例えば、セータ値はアット・ザ・マネー時に大きくなり、そこからかい離するに従って小さくなっていく。またアット・ザ・マネーの状態で、オプション期間が長い間はセータ値は小さいが、期間が短くなるにつれて大きくなる。オプションそのものの行使期間が3ヵ月、2ヵ月、1ヵ月と短くなるに従って、セータ値は加速度的に大きくなる。
 この理由はガンマの変化と結びつけられる。オプション期間が短くなるに連れてガンマが大きくなることは、時間単位のヘッジ・コストが増大することを意味する。すなわち、逆に見れば、オプション期間を長くしていくことで、時間単位のヘッジ・コストは小さくなっていく。
 つまりヘッジ・コストの合計、すなわちオプションプレミアムは、オプション期間が長くなるに従って増加するが、その増加率は段々小さくなっていく。


15?ベガ(VEGA)■ベガ=ボラティリティの変化に対して、プレミアムがどのように変化するかを表わす指標。

 例えば、ボラティリティの予測を間違えれば、オプションの実際のヘッジコストは、予測されたヘッジ・コストと異なってくる。従ってオプションを作るとき、ボラティリティのリスクも十分に管理する必要がある。
 ベガはアット・ザ・マネー(ATM)の時が一番大きく、かい離する(イン・ザ・マネーやアウト・オブ・ザ・マネーになる)に従って減少する。これはガンマがATMの時、最大になるからだ。
 ガンマが大きい場合、実際のボラティリティが予想よりも大きくなると、デルタも予想以上に大きく変化することになる。従ってヘッジ・コストも予想以上に大きくなる。


16?レンジバイナリー・ダブル・ノータッチ

■レンジバイナリー=相場が一定の範囲内に収まれば、OPの買い手は利益を得ることができる。別称、ダブル・ノータッチ(DNT)OPとも呼ばれる。

 例えば、117−122円というレンジを設定し、ある期間内にドル円相場がこのレンジを外れると、OPの買い手の権利が消滅する。反対に、この範囲内で相場が膠着(こうちゃく)すれば、買い手は支払ったオプション料(プレミアム)に対して数倍の利益を手にすることができる。このため、レンジの上下に近づくと、このOPの損益をめぐるオペレーションによる防戦買いや防戦売りが出てくることになる。

17?トリガー(TRIGGER)

■トリガー=トリガー自体は、ノックアウト(KO)・プライスやノックイン・プライスといった設定価格のことである。

 例えば「116円にトリガーがある」と言う場合、これをつけると、ノックアウト・プライスであればOPが消滅し、ノックイン・プライスであればOPが発生する。
 ただこれらのプライスは、価格変動を狙う市場参加者と、それを食い止めたい参加者の思惑が激しく交差するポイントのため、その売り買いの活発さから、為替レートに瞬間的に影響を与えることがある。


18?ノックイン・オプション

■ノックイン(KI)オプション=為替レートが行使期日までに、あらかじめ設定した水準(ノックイン・プライス)に達した際、権利が発生するオプションである。
 ただし、その水準に達しないとオプションが発生しないため、リスクヘッジには適さない。利幅を狙ったトレーディングでの利用が一般的である。

 例えば、現時点でのスポット価格が1ドル=115.00円のとき、行使価格115.10円のドルコール・円プットOPを買う。
 ただし、このオプションの発生するレート(ノックイン・プライス)は117円、プレミアムは1.50円といったかたちで設定する。発生条件をつけなければ、プレミアムはもっと高くなる。
 その後、行使期日までにスポット価格が117円になれば権利が発生する。それもできるだけ早く発生すれば、オプションにはそれだけ時間的価値が残ることになる。オプション発生後は、そのオプションを売るか、行使期日にオプションを行使して、ドルの買い持ちにするかを選ぶことができる。



20?リスクリバーサル

■リスクリバーサル=オプション戦略の1つ

 行使期日、想定元本、デルタが同じOTM(アウト・オブ・ザ・マネー)コールの売り(または買い)と、OTIM(アウト・オブ。ザ・マネー)プットの買い(または売り)を同時に行う取引のこと。
 主に通貨オプションや株式オプションの市場で使われる。相場にトレンドが出てくると、コールあるいはプットの需要が高まるため、オプション市場での相場の方向性を反映することになる。
 例えば、R/Rスプレッドが円コールオーバーという場合、円コールOPの需要が高まっているため、相場全体が下値を見ている状況であることを示唆している。


22?コンビネーション取引・ストラングル

■リスクリバーサル=オプション戦略の1つ

 行使期日、想定元本、デルタが同じOTM(アウト・オブ・ザ・マネー)コールの売り(または買い)と、OTIM(アウト・オブ。ザ・マネー)プットの買い(または売り)を同時に行う取引のこと。
 主に通貨オプションや株式オプションの市場で使われる。相場にトレンドが出てくると、コールあるいはプットの需要が高まるため、オプション市場での相場の方向性を反映することになる。
 例えば、R/Rスプレッドが円コールオーバーという場合、円コールOPの需要が高まっているため、相場全体が下値を見ている状況であることを示唆している。


23?コンビネーション取引・ストらドル
■ロングストラドル(ストラドルの買い)=同じ行使価格のコールとプットを1単位ずつ購入する。市場が上昇した時はコールオプションを行使して、相場が下落した時にはプットオプションを行使することで利益が得られる。

 このOPは相場が動きさえすれば利益が得られるわけだが、プレミアム料を約2倍(コールとプットのプレミアム料)を支払うのが欠点。
 従って、支払いプレミアム料以上に相場が大きく変動しないと利益は得られない。またコールかプットを行使しても、もう一方のオプションの権利は残るため、相場が大きく反転すれば、このオプションを行使して利益を積み上げることも可能。
 ドル円が上昇するか下落するか分からないが、とにかく大きく相場が動くことを想定した時に用いられるオプション戦略となっている。


24?ショートストラドル
■ショートストラドル(ストラドルの売り)=同じ行使価格のコールオプションとプットオプションを1単位ずつ売ること。「ショートストラドル=ショートコール+ショートプット」という組み合わせになる。

 これは相場が安定している(レンジ)と予想される場合にとられる戦略で、プレミアム料を2倍(コールとプットのプレミアム料)受けとれる。コールかプットがどちらか行使されても、どちらかのオプション権利は残る。
 レンジ予想が外れた場合、ストップロスをおかない限り、損失が大きくなる可能性がある。予想通り小動きであれば、オプション料が利益として得られる。


25?スプレッド取引・ブルスプレッド
■スプレッド取引:同じ種類のオプションの組み合わせで損益をある範囲内に限定させたい場合の戦略。

スプレッド取引には大別して以下の2種類がある。
・バーティカルスプレッド:同じ期間のオプションの組み合わせ
・ホリゾンタルスプレッド:期間の違うオプションの組み合わせ

 バーティカルスプレッドからは、さらにブルスプレッド、ベアスプレッド、バタフライなどに細分化されており、今回はブルスプレッドについて解説する。

■ブルスプレッド(強気のスプレッド):行使価格の高いオプションの売りと行使価格の低いオプションの買いを、同じ金額ずつ行う。基本的に相場の見通しが横ばいで、その後、相場が高めに推移するだろうとの見通しに適した戦略。

 ブルスプレッドもこのうち、コール同士の組み合わせとプット同士の組み合わせの2種類がある。
・ブルコールスプレッド:コールの買い(安い行使価格)とコールの売り(高い行使価格)
・ブルプットスプレッド:プットの買い(安い行使価格)とプット売り(高い行使価格)

 例えばコールオプション(行使価格116円、プレミアム10円)の買いと、コールオプション(行使価格120円、プレミアム5円)の売りのブルコールスプレッドを作ると、当初、差し引き5円のプレミアム料がが支払われる。
 損益図としては121円(116円+5円=121円) を損益分岐点として、相場が120円よりドル高に推移すると利益が一定(5円)に限定される。
 相場が116円よりドル安に推移すると損失が一定(5円)に限定される損益となる。これはリスクが限定されている一方、相場が上昇したとして

26?ベアスプレッド
■ベアスプレッド:行使価格の低いオプションの売りと、行使価格の高いオプションの買いを、同じ金額ずつ行う。相場の見通しが横ばいで、その後、やや安めに推移するだろうの見通しに適した戦略。

ベアスプレッドもブルスプレッドと同様、コールとプットでそれぞれの組み合わせができる。
・ベアコールスプレッド:コールの買い(高い行使価格)とコールの売り(安い行使価格)
・ベアプットスプレッド:プットの買い(高い行使価格)とプットの売り(安い行使価格)

 例えば、コールオプション(行使価格115円、プレミアム10円)の売りと、コールオプション(行使価格120円、プレミアム5円)の買いのベアコールスプレッドを作ると、当初、10円−5円=5円のプレミアム料を受け取る。
 このとき、プレミアム料はベアコールの場合、差し引きされたプレミアム料は受け取りですが、ベアプットの場合は差し引き支払いとなる。
 損益分岐点は115円+5円=120円であり、相場が120円よりドル高に推移すると損失が5円に限定される。その一方で相場が115円よりドル安に推移すると利益が5円に限定される。

27?ロングバタフライ
■ロングバタフライ
 ショートストラドルと同じように、相場がレンジと想定した場合に適した戦略。予想が外れて大きく変動してもリスクを限定する取引ですが、ショートストラドルに比べて最大利益も限定される。
 この戦略は、行使価格の低いオプションと高いオプションを1単位ずつ買い、中間値のオプションを2単位売る組み合わせとなる。

※コールバタフライ
 例えば、行使価格が110円と120円のコールオプションを1単位ずつ買い、行使価格115円のコールオプションを2単位売るという取引。損益分岐点は低い行使価格に差し引きプレミアムを足したところ、または高い行使価格から差引プレミアムを引いたところとなる。


28?ショートバタフライ
■ショートバタフライ=行使価格の低いオプションと高いオプションを1単位ずつ売り、中間値のオプションを2単位買う取引の組み合わせる戦略。

 相場の大きな動きを想定したものの、予想がはずれて相場が安定した場合の損失を小さくするための取引。ロングストラドルに比べて、相場の小幅の変動でも利益が得られるわりに、相場が変動した場合に得られる利益は限定される。
 ショートバタフライの損益分岐点は、低い方の行使価格に差し引きプレミアムを足したところか、または高い方の行使価格から差し引きプレミアムを引いたところとなる。

29?通貨オプション取引の例

例えば、輸入業者A社が、銀行Bから次のようなオプションを買ったとする。

■ドル先高観があるため、金額10万ドル、ドルコール円プット(ドル買い)、行使価格1ドル=120.00円のオプションを、スポット117.60円時点で満期日6月20日(3か月後)で買う場合、プレミアムは2.00(1ドルにつき2円)となる。
 これによりA社は、オプション料20万円(10万ドル×2円)を払って、3か月後に10万ドルを1ドル=120円で買う権利を得ることになる。
 その後、3か月後に直物レートが1ドル=121円と円安になっていたら、A社はオプションを行使する。120円のレートでドルを買えるからである。
 逆に円高になって直物レートが1ドル=118円になっていたら、このオプションを行使しない。市場でより有利な118円で買えるからである。
 オプション取引では、権利を行使するかしないかは、オプションの買い手の自由である。
 このように、オプション取引を行なうことで、A社は最悪の場合でも1180万円(それに20万円のプレミアム)で10万ドルを買うことができる。したがって、A社のリスクは限定的といえる。

30?通貨OP取引の例;輸入業者
 例えば、輸出業者A社が銀行Bから次のようなオプションを買ったとする。

■ドル先安観があるため、金額10万ドル、ドルプット円コール(ドル売り)、行使価格1ドル=115.00円のオプションを、スポット117.80円時点で満期日6月20日(3か月後)で買う場合、プレミアムは1.50(1ドルにつき1.5円)となる。
 これによりA社は、オプション料15万円(10万ドル×1.5円)を払って、3か月後に10万ドルを1ドル=115円で売る権利を得ることになる。
 その後、3か月後に直物レートが1ドル=114.50円と円高になっていたら、A社はオプションを行使する。115円のレートでドルを売れるからである。
 逆に円安になって直物レートが1ドル=117円になっていたら、このオプションを行使しない。市場でより有利な117円で売れるからである。
 オプション取引では、権利を行使するかしないかは、オプションの買い手の自由である。
 このように、オプション取引を行なうことで、A社は最悪の場合でも1150万円(それに15万円のプレミアム)で10万ドルを売ることができる。したがって、A社のリスクは限定的といえる。

31?通貨OPの例:ノックアウト(KO)
例えば、輸出業者A社が銀行Bから次のようなオプションを買ったとする。

■ドル先安観があるため、金額10万ドル、ドルプット円コール(ドル売り)、行使価格1ドル=115.00円のオプションを、スポット117.80円時点で満期日6月20日(3か月後)で買う場合、プレミアムは1.50(1ドルにつき1.5円)となる。
 これによりA社は、オプション料15万円(10万ドル×1.5円)を払って、3か月後に10万ドルを1ドル=115円で売る権利を得ることになる。
 その後、3か月後に直物レートが1ドル=114.50円と円高になっていたら、A社はオプションを行使する。115円のレートでドルを売れるからである。
 逆に円安になって直物レートが1ドル=117円になっていたら、このオプションを行使しない。市場でより有利な117円で売れるからである。
 オプション取引では、権利を行使するかしないかは、オプションの買い手の自由である。
 このように、オプション取引を行なうことで、A社は最悪の場合でも1150万円(それに15万円のプレミアム)で10万ドルを売ることができる。したがって、A社のリスクは限定的といえる。

32?通貨OPの例:ノックイン
■ノックイン(KI)オプションとは為替レートが期日行使までにあらかじめ設定した為替レートの水準(KIプライス)に達した時に発生するオプション。
 このオプションは利鞘を狙ったトレーディング目的で利用されるのが一般的である。

例: スポットが1ドル=117.50円の時、行使価格120円のドルコール円プット(ドル買い)OPを買う。この時、KIプライスを118.50円、プレミアムは1円とする。   
 オプションは行使期日までに、スポットが118.50円になった時に発生する。できるだけ早期に発生すればオプションには時間的価値が残っている。オプション発生後は、そのオプションを売るか、行使期日のオプションを行使してドルの買い持ちにするかである。

33?ゼロコストOP(レンジフォワード)
■ゼロコスト・オプション
 輸出入業者にとって、ヘッジコストを念頭に置く場合、オプションのプレミアムを安くしてできるのがレンジ・フォワードである。
 その中でプレミアムをゼロにしたものを、ゼロコストオプションと呼ぶ。これはオプションの買いと売りを組み合わせてプレミアムをゼロにしたものである。

例:輸出業者のゼロコスト型レンジ・フォワード

 ドルプット円コール(ドル売りを行使価格115円で100万ドル買い、プレミアム2円)の買いと、ドルコール円プット(ドル買いを行使価格116.00円、100万ドル売り、プレミアム2円)の売り。このオペレーションで、プレミアムは相殺されてゼロである。

行使に当たって、以下の3通りが想定される
? 行使期日にスポットレートが1ドル=115円以下の場合、ドルプット・オプションを行使して115円で売る。
?115円から116円の範囲の場合はオプションは行使されないで、市場のレートでドルを売る。
?116円を超える円安になった場合は、116円でドルを売ることになる。

 ポイントはこのようなレンジ・フォワードを買うということは、プレミアムの支払いはゼロで、円高が想定外に進んだとしても最低115円でドルを売ることができること。したがって、要は輸出業者は115円から116円の範囲でドル売りを先物予約で締結していることになる。

34?ゼロコストOP(輸入編)
 ドルコール円プット(ドル買いを行使価格120円で100万ドル買い。プレミアムは2円)の買いと、ドルプット円コール(ドル売りを行使価格115円で100万ドル、プレミアムをコールOPの同額にする)を売りとする。

これも輸出業者の場合と同様、行使にあたり3通りが想定される
?行使日のスポットが1ドル=120円以上であれば、ドルコール・オプションを行使して120円でドルを買う。
?120円から115円の範囲内で推移した場合,オプションは行使されない。
?115円以下の円高になった場合は、ドルプット・オプションが行使され115円でドルを買うことになる。

 要するにこの輸入企業は、どんなに円が安くなっても120円でドルを買うことができるが、逆に円高が進んでも115円でドルを買わなければならない。先物のドル買い予約したものと同様である。

35?デジタルOP

■デジタルオプション(別名:バイナリーオプション)
 市場でバイナリーオプションがあるとかないとか話題になることがある。この手のオプションのことを、デジタル・オプションと言う。
 これはOP行使日においてアット・ザ・マネー(ATM)もしくはイン・ザ・マネー(ITM)になった場合、事前に決められたペイアウトを受け取ることができるOPである。

*例えばコールOPの場合、行使日におけるスポットがオプションのストライクよりも高いとき。またプットOPの場合は逆にスポットがストライクよりも低いとき。これらの条件下において、あらかじめ決められた金額を行使日に受け取ることになる。
 もしOPがアウト・オブ・ザ・マネーに終わった場合はオプションは消滅し、受け取りはない。

 デジタルOPを購入する場合、通貨ペア、行使日、ストライクなどを通常のOPの場合と同様に決める。これに加え、OPの買い手が支払うプレミアムを指定する。行使日におけるペイアウトはプレミアムとギアリングファクターを掛け合わせたものとなっている。
 例えば、ストライクが取引時のスポットからアウト・オブ・ザ・マネーであればあるほど、ギアリングファクターは高くなり、ペイアウトが高くなる。
 デジタルOPでは、行使日におけるスポットがレベルは関係なくITMである限り、ペイアウトは一定になる。もしデジタルOPがわずかにITMで行使日を迎えた場合、ペイアウトはストライクとプレミアムが同じ通常のOPよりも高くなる。
 逆にオプションがディープITM(ストライクよりも大きく乖離したレベルのITM)で行使日を迎えた場合、ペイオフは同じ条件での通常のOPよりも低くなる。

-------------------------------------------------
○FXに大事なことらしいので、だんだんとお勉強しなくっちゃ



ここで情報ゲットしてます→
FXの仲間が沢山いますね⇒人気ブログランキングへ

miuも参加しています⇒にほんブログ村 為替ブログ FX 女性投資家へ
にほんブログ村



FXブログいっぱーいよ!⇒FX外為ランキング

こちらでも勉強しています。⇒5万円から始めた外国為替証拠金取引(FX)のゆくえ


スポンサーサイト

テーマ : FXデイトレード
ジャンル : 株式・投資・マネー

★るんるんFX★
2009・5から FXを知り、めちゃくちゃトレード開始??(。´▽`。)??

miu

Author:miu
2009、6月からFX始めて少し利益が出るも
ドカーーーン!といきなりマイナス150万円
2ヶ月間勉強しなおして
8月14日よりリアルトレード再開です!

おバカな事が少しでも減りますように。。。。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FX用語
■ボラティリティ(予想変動率) 編集 主にオプション取引などで使用され、過去の変動の度合いから、今後どの程度変動するかを予想した数字。市場参加者の先行き1ヵ月(or 3ヵ月)の円相場の見通しを反映するといわれています。数値が小さいほど相場の振れが小さいと市場参加者は見ていることを示します。 br> 【FOMC】 米国における金融政策の最高意思決定機関で、年8回ワシントンで開催されている。地区連銀景況報告を基に金融政策が決定されるが、その景況感は世界的に注目を集めている。
【株価】
ブロとも一覧
RSSリンクの表示
リンク
★リンクフリーとなっています♪ ★相互リンクも大募集です!仲良くしてくださいね^^
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
★逆アクセス★
★miuのtwitter★
つぶやき聞いて欲しいもん♪
https://twitter.com/yanaimiu twitter001 アクセスして見てね^^b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。